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レディースファッション
公開日:2022/04/12
高身長さんにとって服選びは悩みのタネ?!刚嗓悉铯胜ぁ工趣い盲骏单ぅ簡栴}や「可愛い服が似合いづらい」などの悩みを抱えている方が多いです。そこで今回は165cm以上の高身長さん向けに、スタイリストがお悩み別の著こなしテクニックを紹介します。
まず、高身長を活かす著こなしのコツをいくつか見ていきましょう。
野暮ったくなりがちな“レイヤード”もすんなり似合う
トレンドのレイヤードスタイル。トップスやインナー、羽織りものを重ねて著ることでオシャレな印象を引き出します。重ね著のバランスを間違えると、低身長さんや普通身長さんは服に著られているような野暮ったさが出やすいもの。一方、高身長さんはシンプルに著るだけで洗練さをまとうコーディネートに。幾重にも重なった生地の厚みや揺れ感が、背の高さのおかげで重たい印象になりすぎず、むしろ高級感とオシャレさを引き立たせます。
“大きめの花柄”も大膽に著こなせるのが高身長さん
花柄のアイテムも身長の高さによって、良し悪しが影響するアイテムのひとつ。低身長さんは小花柄など柄が小さめのデザインと相性が良いのですが、反対に大きな花柄はインパクトが強すぎてコーデバランスが取りづらくなることもあります。高身長さんはその反対で、大きめの花柄アイテムがよく似合うタイプ。というのも背が高い方は「モダン」「アーティスティック」「クール」といった印象を人に與えやすく、大きな花柄のもつモダンな印象やアート性と親和性が高い傾向があります。
“セットアップアイテム”は高身長さんと相性◎
セットアップは身長に関わらずどんな方でも合うアイテム。ですが、やはりセットアップをサラッと著こなして、人の目を引くスタイリッシュさを醸し出せる點では高身長さんにはかないません。特に昨今のセットアップは、ジャケットがゆったりとしたオーバーサイズのダブルジャケットでお尻がすっぽり隠れるミドル丈のアイテムが主流。普通身長さんや小柄さんが著るとダボついて見えそうなシルエットでも、高身長さんは難なく合わせられるのでぜひ試していただきたいアイテムのひとつです。
お悩み①「甘めなテイストの服が似合わない」
高身長さんの代表的なお悩みのひとつが「甘めなテイストの服?可愛い服が似合いづらい」という問題。決してフェミニンなデザインが似合わないことはないのですが、もともと背の高さがコンプレックスと捉えている方ほど、そう感じやすいようです。そのため、いきなり甘めなフリルデザインが多用されたワンピースや小花柄ワンピースを単體で著こなすと少し恥ずかしさが出てしまうかもしれません。 そこで、おすすめしたいのがメンズライクなダブルジャケットと組み合わせた著こなしです。ダブルジャケットはもともと男性のファッションアイテムなので、羽織るだけでカッコイイ印象が加わります。こうしたカッコイイ要素があるアイテムと合わせて著るとワンピースの甘さや可愛らしさが軽減されて著こなしやすくなります。
お悩み② 「膝下が短くてアンバランスに見える」
背が高いことを褒められても素直に喜べない方は、もしかすると腳へのコンプレックスが強いのかもしれません。特に膝から下の部分が短いとなると、スタイルのバランスが悪く見えがち。パンツコーデやミニ丈アイテムに自信が持てなくなってしまいますよね。 そんな方におすすめなのが、腳のシルエットを思い切り隠せるAラインのキャミソールワンピースです。ワンピースであればどんなデザインでも基本的には腳のシルエットを隠せますが、特に高身長さんにはAラインが最適です。Aラインは上半身が細め、下半身はフレアに広がるシルエットなので、その視覚効果により腳長に見られやすいです。気になる膝下ラインもAラインでなかったことにしてしまいましょう。
お悩み③ 「腰が張って太って見える」
高身長さんが全員というワケではありませんが、比較的骨格がしっかりしている方が多い傾向にあります。そのため腰まわり?骨盤が発達し、スカートやパンツルックが似合いづらいと感じやすいのかもしれません。 そんな腰張り高身長さんは、ぜひハイウエストのワイドパンツを味方につけましょう。ハイウエストと聞くと「腰の張りが余計に目立つのでは?」と考える方もいますが、実はそれは素材の問題です。チノパンなどでよく使われる厚地のコットン素材やデニムなどの、ハリと立體感のある素材を使用したハイウエストのワイドパンツなら腰まわりも気にならずスッキリ著こなせます。トップスは袖にボリュームのある短い丈のカーディガンを合わせて、お腹まわりの視線をそらしましょう。
お悩み④「肩幅が広くていかつく見える」
「骨格がしっかりしている」に次いで多い高身長さんのお悩みは、肩幅の広さに関する問題。背が高いと肩幅の広さは目立ちやすく、上半身がたくましく見えることも少なくありません。そんな肩幅広めさんにおすすめの著こなしがドロップショルダートップス+フレアスカートです。 ドロップショルダーは肩の切り替え線が本來の肩の位置よりも袖側にあるデザインのトップスです。著るとなめらかな丸みを帯びたショルダーラインになるので、肩のがっしり感を軽減させます。そして、できれば肘から手首にかけて袖にボリュームがあるデザインを選ぶと肩への視線をそらせます。ボトムスはパンツだと上半身がたくましく見えるため、広がりの美しいフレアスカートを合わせてバランスを取りましょう。
お悩み⑤ 「袖丈が合わない」
高身長さんがトップスで悩むポイントが、もうひとつあります。それは袖丈が合いづらい點。袖丈を合わせようとすると通常よりも大きなサイズを選ばなくてはいけなくなり、そうすると全體的にブカブカでだらしない印象になりがちです。かといって7分袖の服を選んでも今度は7分袖が5分袖になり、シルエットがなんだかアンバランスになってしまうことも…。 そんな袖丈問題を解消してくれるのが、ボリュームスリーブトップス。二の腕あたりから手首にかけてギャザーやタックが入ったデザインの袖は、もし袖丈が合っていなくても目立ちにくいです。なおかつカフス(袖口)が幅広いデザインであれば、袖丈が合いやすくなるのでぜひ取り入れてみてください。
お悩み⑥ 「マキシワンピースを著るとたくましく見える」
高身長さんが似合うと言われる王道のアイテム、マキシ丈ワンピース。好んで取り入れる方がいる一方で苦手意識を持つ方も少なくありません??嗍证史饯悉饯椁赶掳肷恧衰堀辚濠`ムが出るシルエットは太見えする」印象を持っているのではないでしょうか。マキシワンピースはどうしてもお尻から下にかけて布面積が多くなるので、確かに骨格やワンピースのデザインによっては貫祿が出やすいアイテムです。 たくましく見えるのを避けたい場合は、マキシ丈ワンピースのシルエットをAラインからXラインに切り替えましょう。Xラインはウエストに絞りのあるデザインをさします。ウエストに絞りがあることでマキシワンピースでも自然とくびれのある華奢なシルエットが実現できるのです。特にウエストタックデザインだと余計なシワ感もなくすっきりとキレイにマキシワンピースを著こなせます。
既製服の多くが平均身長さん向けなので、高身長さんに合わない服も確かに多いです。ですが、背が高いからこそ映える服も同じくらいたくさんあります。ぜひ高身長であることに自信を持って、似合う服を探し続けていきましょう。
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